高麗芝(コウライシバ)
中葉の芝で公園、ゴルフ場のティー、フェアウェイ、庭園、工場緑化、各種グランド等の一般環境緑化に広く利用されています。
全国的に最も多く利用されている芝です。 日本の気候に適していて、高温多湿にも耐えます。
高麗芝のポイント
葉は姫高麗芝より太いですが、密度が高いので綺麗な芝に仕上がります。
比較的管理しやすいので、初めての方でも安心です。
当店の高麗芝は純粋な一本の茎(ランナー)から増殖していますので葉幅の均一な綺麗な芝です。
数多くのゴルフ場様からご好評をいただいています。
DNA鑑定
当組合の高麗芝はDNA鑑定で均一なものと証明されています。
1978年より優良品種の選抜に取組み、選抜した高麗芝(葉幅3~4㎜)を1本のほふく茎から育て、1年に10倍ずつ増殖させ、5年後に1,000㎡の原苗を確保しました。
さらに、こうして選抜した1,000㎡の原苗を元に増殖させ、1991年には190haの高麗芝の栽培面積になりました。そこで、この190haの高麗芝が均一に育っているか明らかにする為、1996年に鳥取県園芸試験場生物工学研究所の御協力を得て、共同研究でDNA分析(RAPD法)により各品種の解析と増殖した高麗芝の解析を行って頂きました。
その結果、高麗芝については、いづれのプライマーにおいてもほぼ同様のRAPDパターンが得られ、均一性が明らかになりました。
生産組織として 25年以上も前から優良高麗芝の選定を行ったのは
おそらく初めてであり、現在高品質高麗芝として評価を頂いております。
RAPD分析に提供した高麗芝サンプルの採取地
県内栽培地15箇所から無作為に採取し、鑑定。